藩政時代士族の内職としてはじまったものが、明治維新後は本職とするようになり、大正8、9年には年間25万本ほどを生産する花巻物産の一つとなった。 現在では、1軒だけが生産しているが、ミニ傘や壁掛け傘など、装飾品としても人気が高い。
宮沢賢治作品の「銀河鉄道の夜」をイメージさせるハンカチ。 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」などをモチーフにしたハンカチ、コースターなど。
賢治・光太郎にちなむテーブルセンター、のれん、小物など気軽に使えるものが多く、おみやげ品として人気がある。 宮沢賢治「雨ニモマケズ」の全文のれん、テーブルセンターなどがある。
平泉の中尊寺や毛越寺などで使用されていた什器類が民間に伝わったもので、花巻でもつくられている。南部の漆は、世界最高の品質を誇るだけに、高級漆器に用いられている。また、宮沢賢治の生誕地として、賢治作品にまつわる漆器もつくられている。