青瓜に穴をくり抜き種抜きし、その中ににんじん、ごぼう、しその葉を昆布で巻いて詰めた輪切り模様の美しい漬物である。
昔は味噌の中に、半年以上も漬込みかなり塩辛いものであったが、しょう油のもろみを使い味噌との調和を図り、現在では低塩指向等嗜好の変化に細かく対応しながら塩分の低い商品を製造しています。
旧南部地方に古くから伝承されてきた風味豊かな漬物で、保存食として珍重されてきたものである。
古くなればなるほど味が良くなることから、金婚漬と名付けられたものである。
戦後、昭和22年頃から商品として販売しており、全国推奨観光土産品コンクールにおいて、日本商工会議所会頭賞を受賞するなど着実に実績を上げ、生産量も増大しています。 |